【エレオス】美浦トレセンに帰厩するもすぐ放牧

2021/07/14 エレオス近況

この中間は、さらに速めの時計での登坂を行っています。現在のメニューは、坂路コースをハロン13秒ペースで1本、または周回コースをキャンターペースで3000ｍ、もしくはトレッドミル･ウォーキングマシンでの運動という内容です。ハミの取り方に偏りを見せるときはありますが、フォームそのものは着実に良くなっています。毛ヅヤ･飼食い、脚元を含め全体のコンディションは問題ありません。今後もきっちりと乗り重ね、一層のレベルアップを目指します。最新の目方は486kgでした。

2021/07/17 エレオス近況

山元ＴＣでの調整は順調に進み、今日7月17日(土)美浦ＴＣに帰厩しました。待望のデビューに向けて仕上げていきます。

2021/07/21 エレオス近況

先週(土)美浦ＴＣに帰厩し、昨日(火)は坂路コースを82.2-61.4-40.2-20.1秒の時計で駆け上がりました。今日7月21日(水)はダートコースで軽めのキャンターを乗っています。
「昨日坂路をハロン20秒程度で軽く駆け上がりましたが、乗り手によると『トモが若干気になる』とのことでした。たしかに、今日あたりも跛行まではいかないものの、右前の出がもうひとつで、原因を探るため、診療所でまずはレントゲン検査を施しました。球節やヒザを調べてみましたが、骨に異常はなく、獣医師からは『右肩や左臀部に張りがある』という診断が出ました。もう少し様子を見るとともに、しっかりとケアを施したうえで、今後の方針を決めていきます」(林調教師)

2021/07/28 エレオス近況

この中間も軽めの調教で様子を見てきましたが、左臀部の張りが相変わらず残るうえに、両前脚にも疲れが出てきました。そのため、ここは無理せず、ふたたび放牧を挟むことにしました。今日7月28日(水)山元ＴＣへ放牧に出ています。
「左臀部をかばうことで、前の方にも疲れが出るようになってきました。一昨日(月)からは、左前脚にフレグモーネのような症状がうかがえます。診療所で検査を施したところ、腫れ以外の臨床症状はなく、おそらく痛みや疲れからくる、心身のストレスによる立ち腫れだろうとのことでした。念のため、血液検査も行いましたが、そちらは問題ありません。デビューを目指す予定で帰厩させたにもかかわらず、ふたたび放牧となって申し訳ございませんが、素質は感じるだけに無理せずいきましょう。まずは心身のリフレッシュをしっかりと図り、それから調教を徐々に進めてもらいたいと思います」(林調教師)