ディロス 初ダート10着
2020.10.19 レース結果
10/17(土)東京12R 3歳上2勝クラス〔D1,600m・15頭〕10着[14人気]
スタート後に接触し、加えて行き脚もつかずに最後方からの競馬になります。直線に入ってから進路を探しつつ追い込んでくると、初めてのダート戦は5着馬から0.4秒差の10着で終えています。
宮田敬介調教師「距離延長になるので、普段よりも良い位置でレースを組み立てることが出来るかなと思っていましたが、馬がのんびりとし過ぎて相変わらず後ろからの競馬になりましたね。それでもダートの適性はありそうですし、着差を見て分かるように、もっとスムーズな競馬であれば上の着順を狙えたでしょう。それに砂を被りながら、最後まで集中して走れていたことも良かったです。騎乗した元気(丸山元気騎手)の話では『スタートしてからあまり速くありませんでしたが、終いはそれなりに伸びてきてくれていますし、初ダートでも問題ありませんでしたね。ただ、脚をあれだけ溜めていた割には思ったほど弾けてくれなかったので、中山のようなコーナー4つで向こう正面から動いていく競馬が合っていそうです』との事でした。この内容であれば年齢的なことを考えても、直線での瞬発力勝負は少し分が悪そうですし、元気(丸山元気騎手)も言っていたように、4つコーナーがある中山とかの方が合うかもしれませんね。トモに弱さを残す馬ですし、特にこの中間は左トモ飛節に腫れが出た経緯がありましたので、まずはトレセンに戻ってじっくりと馬体を確認させていただきます」
初のダート戦に挑んだディロスちゃんでしたが、雨で重馬場のコンディション。スタートは普通に出たように見えましたが、あっという間に最後方に。そのまま直線に入るも伸びず10着でした。
このレース内容でも調教師はダート適性ありそうとの判断ですが、重馬場では正直ダート適性があるかどうかはわからずじまいなんじゃないかな。
末脚はキレないのにこのところ後方の位置取りばかりなのは、やはり去勢により前進気勢が失われた影響なのか。はたまた単にこのクラスでは先行するスピードが無いだけなのか。
ディロスちゃんは去勢前、このクラスで2回5着してます。その後、テンションアゲアゲで最下位に終わったレースを最後に去勢され、去勢後の成績は14着、7着、7着、10着です。
去勢しない方が良かったのかも。
いや、去勢前の最後のレース、あのテンションを見たら誰も去勢に反対しなかっただろう。
あとはコメントにあるようにコーナー4つのコースが合うかどうか。良馬場のダートでどうなのか。これが適性を見るラストチャンスだろう。