ばらげーブログ

胃全摘主夫トレーダーの胃なし生活

【手術前日】なぜ早期がんでも胃全摘なのか

手術前日、入院日の午前中。

胃全摘することは前から聞いていましたが、ここでようやくどのような手術をするのかとか、私の胃がんの状態とか、手術後の後遺症の説明とかが詳しくありました。

まずよく耳にする『ステージ』ですが、これは手術後、摘出した組織を詳しく調べることで正確にわかるものだそうで、私も明確には聞いていません。

手術前にわかるのは内視鏡検査やCT検査で推定した診断であり、『予想ステージ』であるということです。

私の予想ステージは

早期の胃がんで、悪性度も低いがんだそうですが、近くのリンパ節に転移している可能性もわずかだがあるそう。

その場合、転移したリンパ節の数が多いとステージになることもあるようだが、私が可能性を示唆されたリンパ節は一つだけなので大丈夫だろう。

 

早期の胃がんなら胃の一部を取ればいいのでは?と思いますよね。

しかし胃をどれだけ残せるかはステージだけでは判断できず、がんの位置や大きさなども判断材料になります。

下図は代表的な胃切除術ですが、がんの位置により残せる胃の部分も異なります。

 

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※引用元 https://cancer.qlife.jp/stomach/stomach_feature/article3139.html

 

私の場合は少し広い範囲に点在しており、上図の左から3番目と4番目を合わせたような感じで、幽門側(胃の出口側)なら少し残せるという話でした。

ただ、幽門は胃でドロドロになった食物がやっと通れるような狭い出口のため、ある程度胃が残っていないと、すぐいっぱいになってしまい詰まりやすいそうです。

なので、幽門側が少し残せるような場合でも胃全摘をすすめるみたい。

 

こうして色々と説明を受け病室へ。

コロナ禍のためここからは家族ともお別れ。

荷物を片付けたりとか自分一人でやるしかありません。

そんな中、お昼ごはんです。

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やっぱり病院食は薄味だなと思っていたが、それはそのまま汁なしうどんを食べていたから。お茶かなと思い一口飲んだものがうどんの汁でした。別盛になっているとは思わなかったよ。

 

午後はリハビリの説明がありました。手術前の状態を把握するための筋力測定とか歩くスピードを測ったりとかね。

おへその掃除なんかもしたな。汚いと開腹手術で細菌とか入っちゃうから。ちょっと痛かった。

それからしばらくはできないであろうシャワーを浴び、いよいよ手術前最後の晩餐となる夕食です。

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夕食は18時頃で、ここから翌日の手術まで絶食となります。

手術の予定は翌日の14時頃。

私の前に入っている手術の終了時間によって多少前後するそうです。

そして21時消灯。

自分が手術をする実感はないのだが、やはりあまりよく眠れませんでした。

 

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