【胃全摘出】します。
胃がん宣告を受けたとき医者に言われたのは、『悪い癌ではなくごく普通の癌』だということ。素人にもわかりやすく伝えるための言葉だと思いますが、今のご時世、患者自身が自分でネットで色々と調べますから、ある程度専門用語を使ってもらった方が逆にわかりやすかったりもしますよね。
後で調べたところ、おそらく未分化型ではなく分化型がんだということなんだと思います。
※引用元 https://ganjoho.jp/public/index.html
その後5/11にCT検査を受けました。
癌の深さや、他の臓器への転移の有無を調べるためです。
結果としては転移もなく、早期の胃がんとのことで、これについてはホッとしております。
早期の胃がんで大きさも小さければ、内視鏡で切除できるそうですが、私の場合は範囲が広く、開腹手術となると言われ、これについてはがっかり。
この段階の私は、分化型がんなら癌化している部分だけ取っちゃえば治るんでしょ、と割と楽観的に考えていましたね。まさか全摘出になるとは・・・
5/19に再度、胃カメラ。
癌の範囲を正確に把握する、手術前の検査です。
初めての胃カメラの時は麻酔をお願いしたので何も苦しくなかったのですが、この2回目の胃カメラが苦しかった。
詳しく検査するために20分ほどかかったそうで、最後のころ麻酔が切れて半分意識がある状態になってしまったのだ。だんだんと自分がオエッオエッとしている意識が戻り、周囲の声も聞こえ始めた。夢の中でオエッオエッしてる感覚だが、後で医者に『苦しかったねゴメンね。鎮静剤を追加したんだけど。』と言われたので夢ではなかったようだ。
麻酔なしで胃カメラする人も多いのだろうが、私には無理だとわかった。
今後も胃カメラは絶対麻酔ありでお願いするぞ。
さあそしてどのような手術をするのか決定する。
まず開腹手術か腹腔鏡下手術かという話になると思うのだが、医者から腹腔鏡下手術の話はいっさいなかった。この2つの手術法はメリットデメリットそれぞれあるし、病院によって得意不得意もあるだろうが、話くらいはしてほしかった。
そして切除する胃の範囲だが一部を残すことはできるとのことだが、全摘出をすすめられた。胃の一部を残すと再発の可能性もあり、結局全摘出することになることもあるという理由だ。
ここは私に選択の余地を与えてくれたが、医者がすすめる方を選ぶしかないよね。こっちは素人なんだから。
他の病院だったら違う手術になるのかもしれないが、セカンドオピニオンして手術が遅れるのが嫌だったのでその場で決めてしまいました。
こうして手術日が決まりました。5/27です。
前日から入院となります。開腹手術で胃全摘出です。
人生初手術で当然不安ですが、コロナ禍で面会できないから入院中ずっと一人きりというのもつらい。まあ非日常を楽しむくらいのつもりで頑張ってきます。
5/7にがん宣告され、5/27に手術。
こんなに早く手術って決まっちゃうんですね。