ポールヴァンドル 野島崎特別7着
ポールさんが1年ぶりの復帰戦を終えました。
12頭立てで10番人気。
ケガ明け+30㎏の馬体重570㎏でしたから無事に走り終えれば良いと誰もが思ったことでしょう。
しかしポールさん自身は無事に走ろうなどとは微塵も考えていないわけで、一生懸命走りました。
スタートは普通に出ましたが他の馬たちの方が行き足が良く、位置取りは後方に。10番手を追走し、3角から外外を捲っていきます。直線入口ではそのまま先頭まで行ってしまうのではと興奮しました。さすがに最後は止まりましたが期待以上の走り、いやいや驚きの走りでした。
ケガで1年以上休養明けで+30㎏で差のない競馬が出来るということは、このクラスでは力上位なんだと改めて思います。
ペースは
12.5-12.2-12.0-12.2-12.2-12.3-11.5-11.3-11.5
ややスローペースからのラスト3Fの瞬発力勝負。
実際、上がり33秒台を出した3頭が1~3着でしたからポールさんには不向きな競馬でもありました。
それでもポールさん自身も上がり4位の34.0を出し、これはあの感動の紫宛S最速上がりに次ぐ上がり。
こんな競馬を復帰戦で見せてくれるとは本当に驚き。
この後、脚元に何も無ければ次走は勝ち負け出来る。
そう思わせてくれる復帰戦でした。
腹回りからトモにかけて太め感がありましたが、+30㎏には見えなかったな。
まあ元々が巨大だからか。