ばらげーブログ

胃全摘主夫トレーダーの胃なし生活

ピラミマの17 出資への経緯

私は一口馬主を始めたころ、絶対にディープインパクト産駒には出資しないと考えていました。

 
何故ってそりゃ高いから。
 
出資するからには愛馬の応援だけでなく、回収率を上げる楽しみもあるので高額馬はハナから対象外でした。
 
一口馬主開始当初は一口5万以下で考え、どうしても欲しい血統がいれば多少予算を上げる感じでした。
 
私のこれまでの出資馬は
 
2014年産 ポールヴァンドル 32000円
2015年産 ディロス 64000円
(最後のステイゴールド産駒の牡馬がどうしても欲しかったので予算UP)
2016年産 ジーナアイリス 30000円
(一次募集では大好きなスイープトウショウの仔(スイープセレリタス 60000円)がどうしても欲しかったので予算UPして応募するが落選)
 
で、年々シルクの募集額も上がってきているし、どうせ欲しい馬には5万以上でも行くわけですから今年は予算を10万まで上げて考えていました。
 
そしてしぼった出資候補が
 
ウインフロレゾンの17 56000円
スナッチドの17 70000円
ロザリンドの17 80000円
 
ただこれらは出資基準に当てはめてしぼっただけで、血統的に思い入れがあるとか、馬体に惚れたとかとは違うんですよね。
 
ギリギリまでこれで考えていましたが、やっぱり何かしら惚れる部分が無いと、本当にこれで良いのかと悩んでしまいます。
 
で、惚れたのがピラミマの17
 
 





馬体は腹回りが寂しく、トモも小さめなので線が細く見えますが5月生まれですし今後の成長が見込める。
繋ぎはやや立っているが柔らかそうだし問題ない。
気にする程ではないが飛節はやや曲飛かな。
動きはディープ産駒らしく柔らかくバネがありそう。
モデルウォークが気になる人が多いようですが、馬体に幅が出てくれば良くなってくるのではないだろうか。
 
で、惚れたことは惚れたんですが
 
一口16万
 
簡単に決断できる金額ではありません。
私の出資馬3頭を足しても全然届かない金額です。
 
しかし一度欲しいと思ったらもう他の馬に目が行かなくなり、とりあえず申し込むことにしました。
そしてあまりにも抽選確率が低そうなら、あきらめて他の馬に抽優馬を使おうと。
 
どうせ兄弟にG1馬のいるディープ産駒だし高額でも人気になるだろうと思っていたら、締切前日の抽優馬申込み数が101口。
 
これなら取れそうだと思い他の馬には申込みせず、結果、出資することが出来たわけです。
 
私は年1頭しか出資しませんので必然的に申込は抽優馬となりますし、実績枠も関係ありません。
 
皆さんのようにこっちは実績で取れそうだからあっちに抽優馬を使おう、とかいう票読みは必要ありません。
優馬の申込み数だけ見ていれば良いので、票読みも楽なもんです。
 
新たに導入された抽優馬制度は、年1頭出資の私にとって、ただ当選確率が上がるだけの最高の制度となりました。
 
一次募集結果は総申込み数683口、抽優馬数213口
 
昨年までの制度だと実績枠300口を引いた383口から200口の抽選ですから200/383で当選確率52.2%
 
これが今年の制度だと200/213で当選確率93.9%で、抽優馬の無駄撃ちもいるでしょうからさらにこれより確率は上がります。
実際に一般抽選で取れた人をSNSで見かけましたので、無駄撃ちは13口以上あったということ。
つまり抽優馬なら100%取れたということになります。
 
 
もう一度言います。
 
新たに導入された抽優馬制度は、年1頭出資の私にとって、ただ当選確率が上がるだけの最高の制度となりました。