ばらげーブログ

胃全摘主夫トレーダーの胃なし生活

スクミ

2018/01/04 ディアジーナの16近況

在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
調教内容:週3回屋内坂路コースでハロン16~17秒のキャンター2本、残りの日は坂路コースでハロン20秒のキャンター1本

担当者

「この中間は坂路調教をメインに行い、ハロン16~17秒ペースで2本と、軽めのキャンター1本を一日置きに行っています。坂路での動きは以前より素軽くなっており、ペースアップにもスムーズに順応しています。脚元もスッキリとしていて問題ありません。時期的なものか冬毛が少し伸びてきましたが、飼い食いは良いですし、腹回りもフックラして筋肉の張りも悪くありません。首から肩にかけての筋肉に疲れが出やすく、最近は軽度ですがスクミの症状も出てきたので、しばらくは今のペースを維持し、体質の強化を図っていきたいと思います」

馬体重507㎏



あけましておめでとうございます。
年明け最初の更新で心配な近況がきました。

スクミとは

麻痺性筋色素尿症というらしく、筋繊維が壊れ、流れ出た色素で尿の色が赤褐色から黒っぽくなる症状だそうです。

筋肉痛、筋肉疲労のことをいうコズミとは違う症状で、よく聞くけどけっこう深刻な病態みたい。

具体的には強い調教をするとなりやすいので、デビューまで時間がかかるとか、レースの間隔をあけながら使わないといけなくなるとか、要するに体質が弱いとも言えます。

まだ軽度ということですが、ずっと付き合っていかないといけない病態のようなので心配ですね。


2017/12/15 ノーザンファーム空港