10/15(日)京都11R 秋華賞(GⅠ)〔芝2,000m・18頭〕9着[11人気]
好スタートを決めると、道中は内目に位置を取り12番手を追走、向正面から少しずつポジションを押し上げて行き、勝負どころから前を窺います。最後の直線では外に出して懸命に追い出しに掛かったものの伸び切れず、9着に敗れています。
三浦皇成騎手
「内枠でしたら前回のように控える競馬も考えられたのですが、外枠だったので出たなりで進めようと思っていました。スタートは普通に出てくれましたし何頭か行ってくれたので、1コーナーまでにそれなりのポジションに入れることが出来ました。向正面でペースが上がったことで展開も向きそうな感じでしたし、3コーナー手前までは手応えもあったのですが、そこからノメッてしまって伸びきった走りになってしまいました。4コーナーでも走りのバランスが崩れたままでしたし、最後もバラバラでした。馬場が掘れて力の要るコンディションになって、ポールヴァンドルには向きそうかなと思ったのですが、案外良馬場の方がいいタイプですね」
在厩場所:18日に福島県・ノーザンファーム天栄へ放牧
次走予定:未定
上原博之調教師
「外枠だったのでポジションを取るのに苦労してしまいましたし、それに思ったよりも重い馬場が堪えてしまいましたね。3コーナー辺りはだいぶ馬場が悪かったのに加えて、下り坂だったのも影響し、ノメッて体勢を崩してしまっていましたからね。大型馬だけにそこから立て直すのに苦労してしまい、直線はモサモサとした脚しか使えませんでした。残念な結果になってしまいましたが、今回は力負けというよりは重馬場適性の差が出てしまったものだと思いますし、タラレバを言っても仕方がないものの、良馬場であればもっとやれていたと思います。レース後は左前の中筋が少しモヤッとしたので検査を行いましたが、大きな問題は見当たりませんでした。ただあれだけの馬場で走ったなりの疲れは見られますし、いったん放牧に出して仕切り直したいと思います。天栄での状態を見ながら、今後の具体的な予定を検討していきたいと考えています」